- fuka-stk
生活の変化
~新型コロナによって変化したライフスタイル~
山梨は、全国的に見て、新型コロナの感染者数が圧倒的に少ないのは皆様もご存知かと思います。
その理由は一つに車社会であること。
運転免許を取得可能な年齢になればほとんどの方が一人一台は車を保有し、外出時の必需品は、スマホ・財布・車のキーという位の普及率です。
ゆえに満員電車に乗ることもなく、通勤や買い物、通院等、移動が可能です。
二つ目は、都会(主に東京)からのアクセスが現在は中央道・JR中央線に限られていること。これが大きなウエイトを占めているのではないでしょうか。
長野県、静岡県等、車社会の県でも東京から新幹線でダイレクトに通勤可能となり、毎日多くの人流が発生しています。経済もそれなりに成長していますが、新型コロナの感染者数も多いですね。
三つ目は、なんといっても人口が少ないこと。密になりうる場所がほとんどない(笑)
四つ目は、これは全く個人的な意見ですが、ほとんどの方が真面目!!!
余程の用件(仕事等)が無い限り電車(満員ではないあずさ)に乗って、東京圏へ行こうという人はほとんど(全くではない)いない。
県内でストレス発散、レジャー等をなんとか楽しんでいる感じがします。
以前は週末は東京へ出掛け、ショッピング・観光を楽しむのが一つの流れでした。
そして、若者達が「東京にあるオフィスで毎日働き、都会で暮らす」というパターンに憧れて、目標としていました。それが「幸せ・生き甲斐・勝ち組」というステータスでした。
その都会が今、危険(どこも危険ですが)な状態。
当たり前の満員電車、イベント、集会、飲み会、宴会、大型コンサート、スポーツ観戦
、大手デパートでのショッピングなど都会ならではの醍醐味が全て否定された時代に突然変化してしまったのです。
そこで考えたのが、どこにお金を使うか。人生の目的。なにをもって幸せとするかです。
地方の郊外での生活。例えば、庭でバーベキューができ、犬や猫ものびのびと飼える暮らし。あるいは海の見える高台に広い一軒家、ネットワーク環境の普及で在宅ワークが可能となりそれが可能な職種へ転職。
友人を飲み会で沢山作るのではなく、困った時に助け合える、知恵を互いに提供しあえる“枠”。
確かな情報を共有できる、離れていても助け合える、年齢性別にとらわれない仲間作りに方向転換している時代かもしれません。


